ヤングアーチストピアノコンクールコンサート
受賞者の声(受賞者によるコンサート)

 出演者の声 敬称略
 
藤村 瑛亮 第21回 受賞者によるコンサート出演 初めてこのコンクールを受けたのは中学3年生の時。学校で陸上部に入っていた当時、よく大会や記録会と演奏会やレッスンの日程や時期が被るなど、大変だった分とても楽しく充実していたことをよく覚えています。
実はこの年、ファイナルまでは進めず、さらに高校入学後はファイナルに進むも2年連続で優秀奨励賞。今年はせめて入賞でも…とは思っていましたが、本番ところどころミスがあり、思うように弾けなかったので落ち込み気味で結果発表を聞きに行きました。グランプリ該当者がいると聞いた時も他人事のように思っていて、まさか自分の名前が呼ばれるとは思ってもいず、呼ばれた時は嬉しいというよりただただ驚くばかりでした。
毎度著名な審査員の方々から丁寧な講評を戴けるこのコンクールは、良かった点や改善すべき点など、次につなげるための課題が見つかりやすいので、また参加したいなと思っています。
今後、このような賞に恥じないような演奏ができるよう、日々頑張っていきたいと思います。
 
第一ピアノ  第二ピアノ
上大迫 恭子・森元 千明 
第21回 受賞者によるコンサート出演 私は、ヤングアーチストコンクールに小学校3年生から出場し続けて今年15年目となります。
恩師からの薦めもありましたが、ピアノの上手な仲良しのお姉さんが、ヤングアーチストコンクールで賞を受賞した姿をみて私もチャレンジしたい!!と思ったのが受けてみようと思ったきっかけです。
初めてのコンクールは予選通過となりませんでしたが本番までの頑張りを評価して下さった審査員の方々の言葉は、心が熱くなり、来年も頑張ろうという次に進むエネルギーとなりました。
ヤングアーチストピアノコンクールは何といっても幅の広い審査員の先生方ばかりなので、講評がとてもわかりやすく勉強になります。
コンクール前には、審査員の先生から直接レッスンが受講できる特別レッスンも行われています。
審査される先生方のアドバイスを真に受けて、コンクールに挑めるので素晴らしい機会たと思います。
コンクール受賞者には受賞コンサートや2年に1回開催されているヤングアーチストコンチェルトに参加できることができます
私は中学1年の時にコンチェルトに参加しましたが、オーケストラを前にしての演奏はなかなかできる経験ではないので、私の糧となり人生のターニングポイントになったと思います。
コンクールを受けることによって、その曲を丁寧に勉強出来る事もコンクールの醍醐味であり、学生時代にはなくてはならない時間を作ってくれたと思っています。
大学を卒業し、指導する立場となりましたが、これからも精進し挑戦していきたいと思っています。
文章 森元千明
 
佐久間 由光 第20回 第21回 受賞者によるコンサート出演

私は、今年初めて協奏曲部門にエントリーしました。そこで改めて実感したのは、伴奏者の方と一緒に音楽をつくる大変さと楽しさでした。
なかなか一人では経験できないことをたくさん勉強させて頂きました。
このコンクールには小学5年生から出ていますが、毎年毎年多くの事を体感し、様々なことを勉強させて頂いています。
審査員の先生方から頂く講評はとても濃い内容で、音楽の在り方、音楽の本質など、考えさせられることもありました。
このコンクールは、私にとって自分の音楽をみつめ直すことのできる場所です。
「金賞」はこのコンクールを受けはじめた時からの夢であり憧れでした。この夏初めての受賞はとても嬉しかったです。
私は、これから先、自分を見つめ直し、一歩一歩進んでいくためにも、このコンクールを受けていきたいと思っています。
聴いてくださる方、審査員や先生方など、多くの方への感謝の気持ちを忘れずに、より一層精進していきたいと思います。